専門用語

私たち建築業界にも独特な専門用語があります

これらは 主に昔ながらの職人がよく使う言葉です

いくつか紹介してみます


かねをだす  


勿論 お金(金銭)関係のことではありません

① 直角に切断しろ

② 直角に線を引け

が 主な意味になります

(かね)とは差し金を意味していると思います

差し金は 以前の画像をご覧になればお分かりのように

直角に曲がっている L型の定規です

だから 丁寧に言うと

「差し金を使い 正確に直角の線を引いて 線のとうり正確に

この材料を 切断しなさい」  が

かねをだせ    

です

又 材料や製品が正確に直角になっているか 点検することが

かねを見る  

と言います


たてゆれ(漢字わかりません) 


物が 垂直に立っているか点検 調整 が

主な意味合いです

「この柱が正確に 垂直に立っているか レーザー測定器等を使い

点検して 垂直でなかったら 垂直に立つようにしなさい」を  

たてゆれを見ろ 

と言います


対して 物が水平になっているか点検 調整することが

陸を見る(ろくをみる) 

になります


おく   多分(擱く)

だと思う


今日の仕事はこれで終了

仕事を終わらせて 片付けなさい

と言う 意味です

おくぞー

と 親方から声がかかったら 

道具 材料を片付け 現場を掃除し

屋根から おります


気の短い人が 使いそうな言葉ですよねえ














屋根屋です

神奈川県小田原市で 村田板金工業所の屋号で建築板金を 営んでいます。

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