雨漏り修繕 続き
前回の 続きになります
画像は 壁止り という役物です
コロニアル葺きの キワ谷軒先部分に取り付けます
今回の雨漏り修繕は この部材を応用して工事を 行います
サイディングの一部を 切り取りました
これでは まだ目的の工事ができないので
左端に映ってる金属製の役物(出隅金物)も切断します
出隅金物 も切断し防水紙などを 取り外して 屋根材が出てこました
予想どうり ここが雨漏りの原因のようです
長い期間 水が侵入していたため 木材も大分傷んでます
本来ならば 木材の補修もしたいところですが 大がかりになってしまい
家主さんの希望から逸れてしまうので 今回は 少しこのままおいて(数時間)
少しでも 木材を乾かして作業を行います
壁止りを 取り付けた画像です
取付工程中の 画像が無くてすいません
屋根本体を少し加工して 壁止りを屋根材の下、内側に差し込みました
画像の上の方ではみ出しているものは シリコンコーキングです
画像では見えませんが 屋根材と壁止りが接触している部分には
まんべんなく シリコンコーキングを充填してあります
屋根正面から見た画像です
これでキワ谷に流れた雨水は壁止りに流れ雨樋に排出されます
またまた 画像がなくてすいません
後は外したサイディングを取付て できるだけ近い色の変性シリコンコーキング
でシーリングをして完了です
変性シリコンを使用した理由は 塗装ができるからです
この家主さんも いつかは外壁塗装工事を行うかもしれないので
その時 塗装工事が少しでもきれいに仕上がる様にと考えました
壁止り役物は 15年から18年くらい前からその存在が認識され始めました
それ以前もこの様な役物を使わなくても 屋根材の加工や 屋根下地の処理等で
いわゆる 雨仕舞い処理を行ってきました
今回の仕事は それほど大変な仕事ではありません
修繕で大したことないのですから 建築工事中ならば もっと簡単に仕事が
できたのでは と考えます
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